今後起こりうる問題

1) 採掘量の減少による品質の劣化、価格の高騰。

 世界的にもEUが2005年にアスベスト製品の使用全面禁止を発表し、 日本でも輸入量の約4割を占めている、屋根建材大手2社がアスベストの使用を中止した。
これらの諸事情により、全世界的使用量の減少となり、価格の高騰、品質の劣化、その後入手不可能となる可能性があります。

2) アスベスト製品の廃棄処理の複雑化及びコスト・アップ。

 PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の推進に関する法律)が制定され、 その中でアスベストは第一種指定化学物質に指定されている。
今後、廃棄に関しても、特別な処置が義務付けられる可能性があります。

3) アスベスト取り扱い会社の差別化。

  大手の企業では、環境マネージメントシステム(ISO14000)取得活動が活発化しており、 企業内での環境規制の遵守、廃棄物の削減、製品のLCA(ライフサイクルアシスメント)などについて積極的に展開されております。
ISO14000においては、アスベストは完全使用禁止物質となっており、認証取得のお客様からは、非石綿製品への代替提案依頼が多くなってきております。
       
アスベスト使用禁止の動き         

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当社取り扱いのアスベスト製品の動向   

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